こんにちはアズキングです!
今日は公衆電話について書きたいと思います。
目次
公衆電話って昔はたくさんありましたが、携帯電話の普及でかなり数を減らしました。
しかし、全国に約30万台公衆電話は設置されています。
そんな公衆電話ですが災害時に使用できる事をご存じですか?
災害時など手元に小銭が無くても使用できます。
40代くらいの方は公衆電話を使用した経験があると思うので分かると思いますが『警察・消防・救急』には無料で掛けることができます。
そんな平時の災害(事故・急病・火事など災害)から使える公衆電話ですが他にも使い方があります。
それは災害時に安否を伝える『災害伝言ダイヤル』です。
番号は『171』です。
災害伝言ダイヤルの使い方はご存じですか?
実は私も最近まで使用方法を知りませんでした。
職場で災害時にどういった行動をするのか?備えとは?という教育を受けて知りました。
そこで、多くの方にも知って頂きたいと思ったのでここに書いて行きます。
171災害伝言ダイヤルの使い方
NTT災害伝言ダイヤルの下記ページより抜粋して使用しています。
録音方法に関してページ
www.ntt-east.co.jp
再生に関してのページ
www.ntt-east.co.jp
まず、録音する方の使用方法です。


次に録音された伝言を再生する方法です。


録音する際、重要な事として『何処にいるのか・何処で待ち合わせるのか・いつ行くのか』を明確にして録音する様にするとお互い分かりやすいと思います。
30秒しかない録音時間内に何を伝えなければならないか考えてから災害伝言ダイヤルに連絡を行いましょう。
災害伝言ダイヤルの録音時間・保存期間・保存件数は?
- 録音時間は30秒
- 録音期間は災害伝言ダイヤルサービスが終了しない限り保存されます。
- 1電話番号あたり20伝言まで
※但し、変更等ある可能性があるため最新の情報はコチラから参照下さい☟
www.ntt-east.co.jp
もちろん公衆電話だけではなく、お手持ちのスマホからでも使用可能です。
しかし大規模災害時などはスマホが使えても、繋がらないやバッテリーの残量が無くなったりと使用できない状況が予測されます。
そんな時に役に立つのが公衆電話です。
災害伝言ダイヤルのデメリット
災害伝言ダイヤルって便利で良いと思うのですがデメリットもあります。
それは相手の電話番号が分からないと使えないと言う事です。
録音する際も再生する際も必ず相手の電話番号が必要です。
家の電話番号でも可能ですが、最近では家の電話番号を持っている方も少ないと思います。
今、家族の携帯電話番号を覚えている方って少ないと思います。
スマホであれば電話帳から掛けて、わざわざ電話番号を手打ちする人ってほぼいないと思います。
今からでもできる準備
- 家族の電話番号を書いたメモを用意し、必ず身に着けるものに入れておく。
- 自分の行動エリア内にある公衆電話の位置を把握する。
- 集合場所を決めておく。
以上の事を事前に決めたり用意しておくと、いざ何かが起こった時に出来ることが多くなると思います。
公衆電話から110・119を掛ける事のメリット
- バッテリーの残り具合など関係なしに電話が可能。
- 必ず電話ボックス内に住所が書かれている。
特に伝えたいメリットは2番目に書いた住所についてです。
土地勘が無い場所で事故・救急・火事など災害にあった際、携帯で110・119に電話をしたら必ず聞かれることは住所は?だと思います。
もちろん公衆電話だけではなく電柱にも番号が振られているのでそれを伝えてもわかると思います。
もし近くに公衆電話があるのなら中を見てみて下さい。必ず住所が書いているので使ってみて下さい。
まとめ
災害伝言ダイヤルは『171』です。
残せるメッセージは30秒、件数は1電話番号当たり20件です。
電話をかける前に『何処にいるのか・何処で待ち合わせるのか・いつ行くのか』を決めてから大きい声でハッキリと相手が聞き取りやすい様に録音しましょう。
折角録音したのに聞き取ることが出来なければ意味が無いので必ず大きい声でハッキリと伝えましょう。
そして、家族の電話番号・集合場所は話し合って決めておこう。
これを決めているだけで、災害伝言ダイヤルに電話が出来ない状態でも家族と落ち合うことが出来ると思います。
ぜひ、普段からできる備え準備をしていきましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。





